「肩が痛くて腕が上がらない…」それは五十肩かもしれません
- 「最近、肩が痛くて洗濯物を干すのがつらい…」
- 「髪を結ぼうとしても腕が上がらない…」
- 「夜中に肩がズキズキ痛んで目が覚める…」
このような症状でお困りではありませんか?
最初は「肩こりかな?」と思っていても、徐々に痛みが強くなり、日常生活に支障が出て初めて病院や整体院を受診される方が少なくありません。
実際に当院にも、
- エプロンのひもが結べない
- シートベルトをつかめない
- 上着を着るのが大変
- 後ろポケットに財布を入れられない
- 寝返りをすると肩が痛くて目が覚める
といったお悩みで来院される方が多くいらっしゃいます。
特に40〜60歳頃に発症することが多いため、「五十肩」と呼ばれていますが、40代で起こることも珍しくなく、「四十肩」と呼ばれることもあります。
しかし、実際には四十肩と五十肩に医学的な違いはなく、どちらも「肩関節周囲炎」や「癒着性関節包炎(Frozen Shoulder)」に含まれる病態です。
「そのうち自然に治るだろう」と放置してしまう方もいますが、適切な対応が遅れると、肩の動きが長期間制限されたり、日常生活に大きな支障が残る場合もあります。
この記事では、整形外科で13年以上の臨床経験を持つ運動器認定理学療法士が、五十肩についてわかりやすく解説します。
五十肩の原因とは?


五十肩の原因は肩を構成する骨、軟骨、靱帯や腱などが老化し肩関節周りの組織に炎症が起きることが主な原因と考えられています。日本整形外科学会より
五十肩とは、肩関節の周囲に炎症が起こり、痛みと肩の動かしにくさ(可動域制限)が生じる疾患です。
正式には「肩関節周囲炎」と呼ばれますが、その中でも関節包(肩関節を包む袋)が硬くなり、動きが制限されるタイプは「癒着性関節包炎(Adhesive Capsulitis)」と呼ばれています。
肩は人間の関節の中でも特に大きく動く関節ですが、その分、関節を支える筋肉や靭帯、関節包などが複雑に働いています。
何らかの原因で炎症が起こると、関節包が厚く硬くなり、肩を動かすたびに痛みが生じます。
さらに炎症が長引くと、肩そのものが硬くなり、「痛くて動かせない」だけでなく、「動かそうとしても動かない」という状態になることがあります。
近年の研究では、五十肩は単なる炎症だけではなく、関節包の線維化(組織が硬くなる変化)が関与していることがわかってきています。そのため、症状の時期に応じた適切な対応が重要です。
五十肩はなぜ起こるの?
実は、五十肩の原因はまだ完全には解明されていません。
しかし、多くの研究から次のような要因が関係すると考えられています。
加齢による組織の変化
年齢とともに筋肉や腱、関節包の柔軟性は低下します。
若い頃には問題なかった動作でも、少しずつ負担が蓄積し、炎症が起こりやすくなります。
肩を動かす機会の減少
デスクワークやスマートフォンの使用時間が増え、肩を大きく動かす機会が減っています。
肩を動かさない生活が続くと、関節包が硬くなりやすくなります。
糖尿病などの基礎疾患
糖尿病のある方では、五十肩の発症率が高いことが知られています。
五十肩セルフチェック


次の項目に当てはまるものはありますか?
□ 腕を真上まで上げると痛い
□ エプロンや下着のホックを後ろで留められない
□ 髪を洗う・結ぶ動作がつらい
□ 洗濯物を干すと肩が痛む
□ 夜中に肩の痛みで目が覚める
□ 肩を動かそうとしても途中で止まる
□ 痛い肩をかばって反対側ばかり使っている
3つ以上当てはまる場合は、五十肩の可能性があります。
ただし、似た症状を示す病気もあるため、自己判断だけで決めつけることはおすすめできません。
「肩こり」と「五十肩」は何が違う?
「肩こりが悪化して五十肩になった」と思われる方もいますが、実際には別の病気です。
肩こりは、主に首や肩周囲の筋肉が緊張して起こる症状であり、肩関節そのものの動きは保たれていることが多いです。
一方、五十肩では、
- 肩関節そのものの動きが制限される
- 他の人に動かしてもらっても動かない
- 夜間痛が強くなることがある
という特徴があります。
「肩が重い」だけでなく、「腕が上がらない」「後ろに回らない」と感じる場合は、五十肩の可能性も考えられます。
五十肩になったらどういう経過をたどる?
五十肩の経過は主に3段階にあります。
時期ごとに合わせた施術を行うことが重要になります📝
1️⃣炎症期
肩の痛みが発症。痛みが強い時期
眠れない肩の痛み(夜間痛)や何もしなくても痛い(安静時痛)、動かすと肩が強く痛む(運動時痛)がみられます。
この時期は無理して肩を動かすると痛みが悪化します
痛みの原因を減らす肩周りの筋肉をリラックスさせる施術や、
痛みに敏感になりすぎている方は、首や体幹などから肩の痛みを減らす施術(間接的施術)などを行なっていきます。
また、肩の状態に合わせた運動や痛みにくい肩の動かし方、夜中痛みにくい寝かた(ポジショニング)などが大切な時期になります。
2️⃣拘縮期
肩の痛みが少し治まり、肩の動きが硬くなる時期
まだまだ痛みがありますが、夜中の痛みや何もしなくても痛い状態は減ってきますが、痛みで肩が動かせなかったことで、関節や筋肉が硬くなり可動域が狭くなります
この時期は肩周りを固まらせない肩の関節・筋肉や肩甲骨の施術を行なっていきます
また、自分で行える体操(セルフケア)などを行なっていきます
3️⃣回復期
硬くなった肩動きが徐々に改善してくる時期
この時期は肩の可動域は広がってきてますが、最後まで動かせなかったり、違和感やだるさが多いことがあります。
また、動きのぎこちなさがあるので正しい動かしかたや髪を結んだり、背中に回すなど複雑な肩の動作の練習を行う必要があります。
肩と肩甲骨・体幹の連動した動かし方の施術や動きのケアの施術を行なっていく必要があります。
我流で無理をすると再発することもあるので注意が必要です。痛みの少ない運動を動画紹介していますので、行なってみてください。
五十肩の特徴的な症状


- 肩を動かすと痛い(特に腕を上げる・背中に回す動作)
- 夜間にズキズキと痛む(夜間痛)
- 動かさないでいるうちに、どんどん動かなくなる
- 肩を下にして寝ると痛い
初期は炎症による痛みが強く、徐々に動かしづらくなります。
そのまま放置すると、関節が固まり、日常動作に大きな支障が出てしまいます。
早めの予防やケアが重要が必要です。
五十肩を放っておくとどうなるの?


「痛みがあるから動かさないようにしよう」と思いがちですが、
動かさない期間が長いほど、肩の動きが固まってしまいます
放置すると…
- 洗髪・着替え・運転など生活動作困難
- 肩が動かない(関節拘縮)
- 不眠など二時的問題(夜間痛による不眠)
- しびれや首の可動制限(代償動作に伴う)
- 肩の関節が“凍りついたように”動かなくなる(凍結肩)
- 改善までに1〜2年かかるケースも
など様々な問題が二次的に起こることが多いです。特に関節拘縮まで起こると、筋肉だけでなく関節包まで硬くなり、痛みの増加だけでなく可動域を改善するまで時間がかなりかかります。
早めに正しいケアを始めることが、回復を早める最大のポイントです✍️
五十肩になりやすい人の特徴


五十肩は、生活習慣や身体の使い方によってなりやすい人・なりにくい人がいます。
五十肩になりやすい人の特徴として
- 仕事で重労働が多い
- スポーツ(卓球/テニス/野球など)酷使
- 猫背やスマホ首
- 日頃肩を動かさない人
- 甲状腺機能や糖尿病併発している方
五十肩の原因の多くは、肩周りの組織の炎症ですので重労働やスポーツなどにより日頃から肩を酷使する方は、炎症が起きやすくなります。
また肩を上まで上げないなど動かさない方も、可動域が狭くなり結果関節拘縮や肩甲骨周囲の動きが悪くなり炎症などを起こしやすい状況にもなります。
内科的な要因でも五十肩の発症率も関係すると言われており、甲状腺機能低下や糖尿病を併発している方は腱板組織が変化しやすく、肩関節に癒着が起こりやすく五十肩や凍結肩のリスクが高いと言われています。
🌿五十肩の方へのカラダベース那珂川の施術(理学療法士/PNF施術でできること)
五十肩は時期の見極めや痛みに合わせた施術が重要になります🩺
カラダベース那珂川整体院では
- 🩻整形外科病院で多くの肩の問題がある方の施術経験豊富
- 🩺医療現場で培った安心・安全施術
- 🥼理学療法士の視点から身体に合わせた施術や動作のケアが可能
また、国際的に使われている*PNF(固有受容性神経筋促通法)*という技術を用いて、
筋肉や神経の働きを引き出し、固まった肩をやさしく動かすことを目指します。
PNFの特徴は
- 強い痛みを伴わず、身体に合わせた自然な動きで改善
- 筋肉や関節だけでなく「脳と神経」にもアプローチし痛みのない動き方を身体が覚える
- 無理なく動かせる範囲を広げていける
一般的なマッサージとは違い、表面をほぐすだけでなく*「動かせる肩」を取り戻す*ことを目的としています。
PNFでは痛みの改善や身体の使い方も上手くなるので根本的原因を改善していきます
カラダベース那珂川整体院の強み
理学療法士の視点から問題点を分析し施術を行ないます🍀
また運動器認定理学療法士(日本理学療法士協会認定資格)整形外科の専門知識と技術を持つ理学療法士でより専門施術を受けれます
- 🩺医療現場で培った安心・安全施術
- 📝ご要望に合った完全オーダーメイド
- 🏃♂️姿勢や動作に使える筋肉になる施術
- 💧急性痛から慢性痛まで対応
- 🏠正しい身体の使い方とケア指導
など「再発予防/動かしやすい体づくり」も目指し
“完全オーダーメイド施術”
を提供します。
「もうこのままの身体かな…」と不安や薬や注射で改善がみられないなど根本から改善したい方はカラダベース那珂川整体院まで一度ご相談ください。
【ご予約・お問い合わせについて】
🍀カラダベース那珂川整体院では、
1日7名様限定の
【完全予約制】で提供してます
当日予約可能ですが事前予約お勧めします
【診療時間】
- 営業日:月〜土曜日(定休日:日祝日)
- 月〜金曜日9:00~19:30
(最終受付 19:30) - 土曜日9:00~18:00
(最終受付18:00)


住所:福岡県那珂川市中原2丁目120博多南駅前ビル3階
博多南駅前ビルにありますので那珂川市、春日市、南区の方も多数ご利用いただいています。
【ご予約方法】
24時間対応の簡単予約がオススメです。
施術中で連絡がお取りできない場合がありますが、折り返し連絡致します。
お名前、希望日時等をご連絡下さい。
- お電話でのご予約
TEL:080-5274-3651
(受付時間 8:00〜19:30)
「ホームページを見た」とお伝えいただくとスムーズです。
ショートメッセージでもご予約可能です。
- LINEでのご予約
下の「LINE予約」ボタンから友だち追加後、お名前・ご希望日時・症状をメッセージでお送りください。
参考文献
- Kelley MJ, et al. Shoulder Pain and Mobility Deficits: Adhesive Capsulitis Clinical Practice Guideline. J Orthop Sports Phys Ther.
- Challoumas D, et al. Frozen shoulder: a systematic review of clinical practice guidelines. BMC Musculoskeletal Disorders.
- 日本整形外科学会・日本肩関節学会関連資料




