五十肩で夜中に痛くて眠れない理由は?夜間痛の原因と改善方法を理学療法士が解説

五十肩

「夜になると肩がズキズキ痛む」

「寝返りをすると肩が痛くて目が覚める」

「昼間より夜の方が痛い」

五十肩(肩関節周囲炎・凍結肩)で来院される方から、このような相談を受けることは少なくありません。

実際に五十肩の特徴的な症状のひとつが「夜間痛」です。

昼間は何とか過ごせても、夜になると痛みが強くなり、睡眠不足によって日常生活に支障をきたす方もいます。

しかし、

「なぜ夜になると痛くなるのか?」

「このまま放っておいて大丈夫なのか?」

「どうすれば眠れるようになるのか?」

について詳しく知らない方も多いのではないでしょうか。

この記事では、五十肩で夜間痛が起こる理由と改善方法について解説していきます。

五十肩とは?

五十肩は医学的には「凍結肩(Frozen Shoulder)」や「癒着性関節包炎(Adhesive Capsulitis)」と呼ばれる疾患です。

肩関節を包んでいる関節包に炎症や線維化が起こり、

  • 肩の痛み
  • 可動域制限
  • 動かしにくさ

が生じます。

一般人口の約2〜5%に発症し、40〜60歳代に多いことが知られています。 特に女性や糖尿病患者では発症率が高いことも報告されています。

五十肩で夜間痛が起こる理由は?

五十肩の夜間痛が起こる理由は様々あります。

① 関節包の炎症が強くなっている

五十肩の初期には肩関節包で強い炎症反応が起こります。

炎症が強い時期は、

  • 安静時痛
  • 夜間痛
  • 寝返り時痛

が特徴的です。

関節包には多くの痛みを感じる神経が存在しており、炎症によって敏感になります。 そのため動いていなくても痛みを感じるようになります。

② 夜は痛みに意識が向きやすい

日中は仕事や家事などで脳の注意が分散されています。

しかし夜になると周囲が静かになり、肩の痛みに意識が集中しやすくなります。

慢性痛の研究では、痛みに注意が向くほど症状を強く感じやすいことが報告されています。

「昼間より夜の方が痛い」

と感じる背景には、このような脳の働きも関係しています。

筋肉の緊張は自律神経の交感神経(興奮モード)と副交感神経(ゆったりモード)が調節してます。

日中は、交感神経優位で痛みを感じにくく、夕方にかけて副交感神経が優位になり、日中より痛みが鋭くなる傾向があります。

そのため、忙しい日中は気にならなくても、寝る前に痛みに意識が向きやすくなるのが特徴です。

別記事で自律神経の事について紹介していますので、合わせてご覧ください。

③ 寝返りで関節包が刺激される

睡眠中は無意識に20〜30回程度寝返りを打つとされています。

五十肩では関節包が硬くなり、動きが制限されています。

その状態で寝返りをすると、

  • 関節包
  • 腱板
  • 滑液包

などにストレスが加わります。

特に患側を下にして寝た場合、体重によって肩に圧迫が加わりやすくなります。

Codmanが1934年に報告した凍結肩の特徴にも、「患側を下にして眠れない」という症状が含まれています。

④ 血流変化の影響

横になると肩周囲の血流や組織内圧が変化します。

炎症が存在する場合には、この変化によって痛みを感じやすくなることがあります。

特に夜間は活動量が減るため、肩周囲の循環が低下し、こわばり感が強くなることがあります。

⑤ 睡眠不足によって痛みが増幅する

睡眠不足になると、

  • 炎症反応の増加
  • 疲労回復の低下
  • 痛みへの感受性増加

が起こることが知られています。

つまり、

夜間痛

睡眠不足

さらに痛みを感じやすくなる

という悪循環に陥ることがあります。

五十肩の夜間痛チェック

五十肩の夜間痛か確認していきましょう。

□ 夜中に強い肩の痛みで目が覚める 
□ 横になると肩周りや肩の中に痛みが増す
□ 痛む肩側を下にして寝ることができない
□ バンザイや裾を入れる動作で痛みが強い
□ 肩を動かしてなくても、ズキズキする
□ 朝起きた時に肩が1番硬く感じる 
□ 違和感や痛みが数週間から数ヶ月続く

3つ以上当てはまる場合は、五十肩による夜間痛の可能性が高いです。

痛み出す前段階が大切なので放置せずにしましょう。

五十肩の夜間痛のセルフ対策

① 就寝前に肩を軽く温める

湯たんぽ・ホットタオル・入浴などで、肩周りをじんわり温めると血流が改善して楽になります

② 寝る姿勢を変える

おすすめは、 痛い肩を上にして横向き寝ることや枕やクッションで体を斜めに支えると楽になります。

③痛む肩は無理に動かさない

寝る前の無理なストレッチは逆効果です。

炎症期に強いストレッチを行うと症状が悪化する場合があります。

「痛いほど伸ばした方が良い」

という考え方はおすすめできません。

特に夜間痛が強い時期は注意が必要です。 

痛みがある時期は やさしい可動域運動+血流改善 が基本です。

④ 適度に肩を動かす

一方で全く動かさないのも問題です。

最近のシステマティックレビューでは、運動療法は痛みや可動域改善に有効であることが示されています。

重要なのは、「痛みを我慢して動かす」のではなく、「無理のない範囲で動かす」が大切です。

五十肩の夜間痛が続く時は?

痛みが長引くのは、炎症が強く・組織が硬くなり始めているサインです。

夜間痛は、五十肩の初期(炎症期)に多くみられます、

  • 3週間以上痛みが続く
  • 眠れないほど痛い

この場合は、積極的にケアが必要になります放っておくと関節が固り結果、

  • 洋服やシートベルができない
  • 髪が洗えない
  • 物を運べない

・洋服が着れない

など生活に支障が出るので悪化する前の早めのケアが大切です。

🍀カラダベース那珂川整体院の五十肩の施術

カラダベース那珂川整体院では

五十肩の夜間痛は単なる肩の硬さだけではありません。

実際には、

  • 関節包の炎症
  • 肩甲骨の動き
  • 胸郭の硬さ
  • 姿勢
  • 睡眠状態

などが複雑に関係しています。

当院では肩だけを見るのではなく、身体全体の動きを評価しながら施術と運動指導を行っています。

  • 整形外科病院で肩の問題がある方の施術経験豊富
  • 医療現場で培った安心・安全施術
  • 理学療法士の視点から身体に合わせた施術や動作のケアが可能

夜間痛で眠れない方ほど改善が早い傾向があるため、

お悩みの方は早めにご相談ください。

運動器認定理学療法士(日本理学療法士協会の認定資格)整形外科の知識・技術を取得してるので、安心・安全の施術を受けれると思います。

また、国際的リハビリ技術PNFで動きにくい身体を楽に動かせるように目指します。

PNFでは痛みの改善や身体の使い方も上手くなるので根本的原因を改善していきます

【🍀カラダベース那珂川整体院サポート】

  • 🩺医療現場で培った安心・安全施術
  • 📝ご要望に合った完全オーダーメイド
  • 🏃‍♂️姿勢や動作に使える筋肉になる施術
  • 💧急性痛から慢性痛みまで対応
  • 🏠正しい身体の使い方とケア指導

など「再発予防/動かしやすい体づくり」も目指して行っていきます。

「もうこのままの身体かな…」不安や薬と注射で改善がみられないなど根本から改善したいという方は、一度ご相談ください。

【ご予約・お問い合わせについて】

カラダベース那珂川整体院では、

1日7名様限定の

【完全予約制】で提供してます

当日予約可能ですが事前予約をお勧めします

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    (最終受付18:00)

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博多南駅前ビルにありますので那珂川市、春日市、南区の方も多数ご利用いただいています。

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施術中で連絡がお取りできない場合がありますが、折り返し連絡致します。

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【参考文献】

  1. Frozen Shoulder: A Systematic Review of Therapeutic Options
    https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC4363808/
  2. The Pathophysiology Associated with Primary Frozen Shoulder
    https://link.springer.com/article/10.1186/s12891-016-1190-9
  3. Exercise Therapy Is Effective for Improvement in Range of Motion, Function, and Pain in Patients With Frozen Shoulder
    https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/34425089/
  4. Natural History of Frozen Shoulder: Fact or Fiction?
    https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/27641499/
  5. Non-Surgical and Rehabilitative Interventions in Patients with Frozen Shoulder
    https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC9397530/

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