- 最近足がピリピリしびれる
- 長く歩くと足が重だるくなる
- 中腰になるとお尻から足に痛みがはしる
もしかすると、そのしびれは 腰椎椎間板ヘルニアのサインかもしれません。
腰椎椎間板ヘルニアでは、腰痛だけではなく、お尻から脚にかけての痛みやしびれ、足に力が入りにくいなどの神経症状がみられることがあります。
一方で、MRIなどで「椎間板ヘルニアがある」と言われても、画像上のヘルニアと症状が必ずしも一致するとは限りません。
そのため、「ヘルニアがあるから足がしびれている」と単純に考えるのではなく、どのような動作で症状が出るのか、しびれがどこにあるのか、筋力や感覚に変化があるのか、歩き方に変化があるのかなどを総合的に確認することが重要です。
この記事では、13年間病院で理学療法士として勤務し、整形外科疾患や腰椎椎間板ヘルニアなどのリハビリに携わってきた理学療法士が、椎間板ヘルニアによる「しびれ」について分かりやすく解説します。
腰椎椎間板ヘルニアとは?


背骨は、椎骨という骨が積み重なってできています。
その骨と骨の間には「椎間板」というクッションのような組織があります。
椎間板の中心には「髄核」と呼ばれるゼリー状の組織があり、その周囲を「線維輪」という丈夫な組織が取り囲んでいます。
何らかの原因によって椎間板の一部が後方や側方へ突出し、近くを走る神経を刺激・圧迫することがあります。
これが一般的に「椎間板ヘルニア」と呼ばれている状態です。
日本脊髄外科学会によると、腰椎椎間板ヘルニアでは、腰やお尻、下肢の痛みやしびれなどが主な症状としてみられ、症状が進行すると足に力が入りにくい、つまずきやすいといった運動障害が起こることもあります。 (日本脊髄外科学会)
特に腰椎椎間板ヘルニアでは、腰の神経から枝分かれして足へ向かう神経が影響を受けることで、
- お尻の痛み
- 太ももの痛み
- ふくらはぎのしびれ
- 足先のしびれ
- 電気が走るような痛み
- 足に力が入りにくい
などの症状が現れることがあります。
腰椎椎間板ヘルニアから足のしびれになる理由は⁉️


背骨は脊柱管という神経の通り道があり腰骨(腰椎)の関節の隙間から足の神経が出ています。
しかし、腰椎椎間板ヘルニアになると腰骨の中心にあるゼリー状(髄核)の組織が神経を圧迫します。その結果足の神経を圧迫し、足に痛みや痺れがでます。
主な症状として、
- 太ももやふくらはぎがしびれる
- 足先の感覚が鈍い
- 歩くと力が抜ける感じがする
- 足が動かしにくい
といった症状が現れやすいです。
なぜ「しびれ」が出るのか?
結論:神経が圧迫・炎症を起こすためヘルニアでしびれが出る原因は主に2つです。
① 神経の圧迫
飛び出した椎間板が神経を物理的に押すことで
・しびれ
・感覚異常
・力が入りにくい
といった症状が出ます。
実際に、神経が圧迫されるとその神経が支配する部位にしびれが出る
とされています。
② 神経の炎症
もう一つ重要なのが炎症になります。
ヘルニアでは
・神経の血流低下
・炎症物質の影響
により神経が過敏になり結果としてしびれや痛みが出ます。
しびれが出る場所の特徴
しびれはランダムではなく神経が支配しているエリア(デルマトーム)に沿って痛みや、しびれが出ることが多いです。


代表的なパターン
- お尻〜太もも〜ふくらはぎ: 坐骨神経(L5・S1)
- 太ももの前〜すね: L4神経
- 足の甲・親指:L5神経
お尻から太ももの後ろ、ふくらはぎ、足の外側などに症状が出ることがあります。
ただし、これはあくまで代表的なパターンです。実際には症状の出方には個人差があります。
また、しびれの場所だけで「この神経が原因」と自己判断することはできません。理学療法士や医師などの専門家が、
- 感覚
- 筋力
- 腱反射
- 痛み
- しびれの範囲
- 動作
- 歩行
- 姿勢
- 神経症状
などを総合的に確認します。
「腰は痛くないのに足がしびれる」ことはある?
椎間板ヘルニアというと「腰痛」が代表的な症状と思われがちですが、神経症状が強い場合には、腰痛よりも足の痛みやしびれが気になるというケースもあります。
例えば、
「腰はそこまで痛くないけど、ふくらはぎがしびれる」
「腰痛は落ち着いたけど足先のしびれだけ残っている」
「長く座っていると足がジンジンする」
というケースです。
これは、症状が出ている場所と原因となっている場所が異なるためです。
神経は腰から足へつながっているため、腰の部分に問題があっても、症状としては足に現れることがあります。
しびれがある=手術が必要?
「ヘルニアでしびれがある」と聞くと、「手術しないと治らないのでは?」と不安になる方も少なくありません。
しかし、椎間板ヘルニアと診断されたからといって、すべての人が手術になるわけではありません。
日本整形外科学会・日本脊椎脊髄病学会による「腰椎椎間板ヘルニア診療ガイドライン2021」では、腰椎椎間板ヘルニアについて疫学や自然経過、診断、治療などが整理されています。 (Mindsガイドライン)
また、海外のガイドライン・推奨でも、腰椎椎間板ヘルニアに対する手術は、症状や神経学的な状態などを考慮して判断され、特に進行する神経障害や馬尾症候群などでは早期の手術が重要とされています。 (PubMed Central (PMC))
つまり、「ヘルニアがある=すぐ手術」ではなく、症状の程度や神経障害の有無、経過、日常生活への影響などを総合的に判断することが重要です。
実は「しびれ=ヘルニア」とは限らない❓
しびれの原因はヘルニア以外にもあります。
・関節/筋肉の硬さ
・血流障害
・姿勢不良
・神経の滑走不全
つまり画像だけでは判断できないことも多くみられます。また、しびれが長引く理由は筋肉と違い、神経は
・回復に時間がかかる
・慢性化しやすい
特徴です。別記事で神経痛が長引く原因を紹介していますので合わせてご覧ください。
椎間板ヘルニアは自然に改善することもある
椎間板ヘルニアは、時間の経過とともに症状が改善するケースもあります。そのため、症状が出たからといって「一生このまま」と考える必要はありません。
日本の診療ガイドラインでも、腰椎椎間板ヘルニアの自然経過や保存療法について検討されています。 (Mindsガイドライン)
また、近年の臨床ガイドラインでも、手術と保存療法の比較では、短期的には手術によって症状が早く改善する場合がある一方、長期的にはその差が小さくなる可能性が示されています。 (PubMed Central (PMC))
そのため、「できるだけ手術を避けたい」という方の場合でも、まずは医療機関で現在の状態を確認したうえで、適切な保存療法や運動療法を検討することが重要です。
⚠️腰椎椎間板ヘルニアを放置するとどうなる❓


症状が軽い方は、ヘルニアが吸収して痛みが減っていくこともありますが、誤った自己流でのケアでは悪化することが多いです。
最初は「疲れかな?」と感じる程度でも、放置すると症状が悪化し
- 慢性的な腰痛やしびれ
- 長時間歩けない
- 失禁など排尿・排便の調節がうまく出来ない
など、日常生活に大きな支障をきたし手術が必要な場合もあります。
🚨腰椎椎間板ヘルニアは早めのケアが重要❓


よく見られる間違った対処法として
・安静にしすぎる
・コルセットに頼る
・痛い部分だけマッサージ
は対症療法になり原因に個別の原因に対しての解決にならないです。
「しびれは一時的なもの」と軽く見てしまう方も多いですが、腰椎椎間板ヘルニアは早期に対処することで改善が期待できる症状です
- 姿勢や骨盤の歪みを整え腰の負荷を減らす
- 筋肉や神経への負担を減らす
- 身体の使い方を変え動きやすい身体を取り戻す
- 日常での負担を減らす身体の使い方
といった個別の身体の状態に合わせて施術を行うことで、症状の改善が期待できます。
「しびれがあるけど病院では異常なし」と言われた場合は?
これもよくあるお悩みです。MRIなどの画像検査を受け、「ヘルニアはありますね」「でも、緊急性はありません」と言われるケースがあります。
この場合、「じゃあ、このしびれは何なの?」と思う方もいるでしょう。実は、画像検査だけで症状のすべてを説明できるわけではありません。
画像上の椎間板変性やヘルニアがあっても、必ずしも症状が出るとは限りません。そのため、画像+症状+身体機能を合わせて考えることが大切です。
例えば、
- どの姿勢でしびれるのか
- 座ると悪化するのか
- 歩くと悪化するのか
- 前屈で症状が変化するのか
- 反ると症状が変化するのか
- しびれの範囲は変化しているのか
- 筋力は低下していないか
- 歩き方に変化がないか
などを確認することで、日常生活で何に注意すべきかが見えてくる場合があります。
🍀カラダベース那珂川整体院でのヘルニアへの施術
腰椎椎間板ヘルニアでの施術は
① 痛み・炎症を落ち着かせる
② 可動域を改善
③ 筋肉のバランス改善
④ 動作・身体の使い方改善
の順番がとても大切になります。
カラダベース那珂川整体院では、**PNF(固有受容性神経筋促通法)**という医療現場でも用いられる技術を取り入れ、筋肉や神経・脳に対して施術を行っていくので、ただほぐすだけでなく敏感になった神経痛や筋肉の痛みを改善する施術を行っていきます。
一般的なマッサージとは違い、表面をほぐすだけでなく*「動かせる身体」を取り戻す*ことを目的としています。
【カラダベース那珂川整体院でのサポート】
- 医療現場で培った安心・安全施術
- 丁寧なカウンセリングで様々な要望に合わせたオーダーメイドの施術
- 正しい動きや姿勢など使える筋肉になる施術
- 身体が軽くなる、神経や筋肉の働きを高めるPNF施術
- 慢性的な痛みや症状に対しても改善がみられるPNF施術
- 日常生活での正しい身体の使い方やケアの仕方を指導
また、PNFはもともとリハビリで使われてきた運動療法ですので、身体の状態に合わせた安心・安全な施術を行うことができます
また、運動器認定理学療法士(日本理学療法士協会が認定する上位資格の一つで、腰痛、肩こり、膝痛などに、高い専門知識と卓越した臨床実践能力を持つ理学療法士)を取得していますので、安心・安全の施術を受けれると思います。
“完全オーダーメイドの施術”
を提供します。
腰椎椎間板ヘルニアのまとめ📝
以上足の痺れは腰椎椎間板ヘルニアについて紹介していきました。腰椎椎間板ヘルニアは「ちょっとした習慣の積み重ね」で悪化することが多い疾患です。
症状が軽いうちのケアが大切になることが多いですが、
自己流で無理をすると逆効果になることもあります。
腰痛やしびれでお悩みの方は、専門家のサポートを受けることをおすすめします。
薬や注射で改善が見られない腰椎椎間板ヘルニアでお悩みで、
「根本から改善したい」という方は、カラダベース那珂川整体院まで一度ご相談ください
【ご予約・お問い合わせについて】
カラダベース那珂川整体院では、
1日7名様限定の
【完全予約制】で提供してます
当日予約可能ですが事前予約お勧めします。
【診療時間】
- 営業日:月〜土曜日(定休日:日祝日)
- 月〜金曜日9:00~19:30
(最終受付 19:30) - 土曜日9:00~18:00
(最終受付18:00)


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博多南駅前ビルにありますので那珂川市、春日市、南区の方も多数ご利用いただいています。
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参考文献・参考資料
- 日本整形外科学会・日本脊椎脊髄病学会.腰椎椎間板ヘルニア診療ガイドライン2021(改訂第3版). (Mindsガイドライン)
- Haro H, et al. Japanese Orthopaedic Association clinical practice guidelines on the management of lumbar disc herniation, third edition. Journal of Orthopaedic Science. 2022;27(1):31-78. (PubMed)
- 日本脊髄外科学会.腰椎椎間板ヘルニア. (日本脊髄外科学会)
- World Federation of Neurosurgical Societies Spine Committee. Role of surgery in primary lumbar disk herniation: WFNS spine committee recommendations. (PubMed Central (PMC))
- Evidence-Based Clinical Practice Guidelines for Patients With Lumbar Disc Herniation With Radiculopathy. (PubMed Central (PMC))





