腰痛にNGな習慣5つ ― やってしまいがちな行動とは?

来院してる方の症状

「特別なことはしていないのに、なぜか腰が痛い…」

その背景には“日々の小さなクセ”が隠れていることが多くあります。

今回は、腰痛を招きやすいNG習慣5つと、今日から置き換えられる対策を紹介していきたいと思います。

 NG1. 座りっぱなし・同じ姿勢の継続

立っている時と比べると、座っている時の腰への負担は約1.4倍になると言われています。

椅子が合わなかったり疲れてくると、骨盤が後ろに倒れ、背中が丸まりやすくなります。

その結果より腰骨(腰椎椎間板/腰椎椎間関節)への負担が増え、痛みやだるさにつながります。

  • 仙骨座り(骨盤が倒れた状態)で作業を行っている
  • 会議→デスク作業→スマホ…と2〜3時間連続で座る
  • 足を投げ出し“背もたれ半かけ”で作業

が当てはまる方は注意しましょう。

今すぐできる置き換え

  1. 30-2ルール
     → 30分ごとに2分立つ&1〜2種ストレッチを作業の合間に行いましょう。
    作業の合間で行うだけでも、夕方の腰の痛みやだるさが違ってきます。椅子から立てない状況もあると思うので、その際は、椅子で伸びや体をねじるなどを行いましょう。


2.椅子深く座り、坐骨で座る(骨盤を立てる)
 → 仙骨座りは、腰骨(腰椎椎間板や腰痛椎間関節)や背筋など血流が低下し疲労や痛みなどに繋がります。また、体幹の筋肉がより落ちるので意識して座りましょう。

NG2.中腰・前かがみでの作業(持ち上げ・家事)

腰だけで曲がる“猫背リフト”は、椎間板圧と筋緊張を急増させ、ぎっくり腰の誘因になります。

そのため、家事や物の運搬など中腰での立ち仕事は腰痛の原因になります。

股関節を一歩前に出すだけでも、力も入れやすく、物理的にも腰への負担が減ります。腰痛も変わるので、身体の使い方も意識することが大切になります。

今すぐ行える置き換え

  1. 近くで作業を行う:身体から遠いと負担が強いので荷物は体に近づけて持ちましょう
  2. 背中の位置を意識:猫背や反り腰は負担が強いので背骨を正しい位置で保ちましょう
  3. 脚で持つ:股関節を使うことで腰の負担を減らせますので、意識しましょう

 NG3. 足を組む・片側荷重・片方持ち

日常的にクセで片側をよく使うことが多くみられますが、骨盤のねじれや股関節などに負担をかけ、結果骨格がゆがみ腰痛を伴ってきます。

また、非対称な動きを続けることで、ひどい場合は側弯などもみられることもあります。

ベルトの位置や洋服のシワが片側によっている人は要注意です。

今すぐ行える置き換え

  1. 足組み禁止タイム:ゆがみの元凶の一つなのでまず15分から始めましょう
  2. バッグはリュック、または左右で交互掛け:片側にだけ使わないように適宜変えましょう
  3. 足の位置をチェック:ガニ股や内股になってないか確認しましょう。また、親指・小指・かかと3点で均等に体重がかかっているか意識しましょう。

NG4. 合わない寝具・寝方

睡眠は頭の整理や身体の疲れ、炎症などをとるためにとても重要になります。合わない寝具を利用することで、姿勢のゆがみや寝つきが悪くなり、結果起きた時に腰痛や身体の重だるさに繋がってきます。

枕や寝具のクッションなどに偏りがある場合は買い替えを検討しましょう。

今すぐ行える置き換え

  1. マットレス:仰向け、横向きで寝た際に柔らかすぎない中硬程度を目安にしましょう。
  2. :仰向けで鼻・喉・胸のラインが一直線、横向きで鼻先と胸骨が水平が好ましいです。
  3. 寝る時の姿勢:仰向け→膝下にクッション、横向き→抱き枕で骨盤・股関節の負担軽減しましょう。

NG5. 運動不足&週末ドカ運動

よくみられるのが、平日ほぼ仕事以外で運動しない→週末にまとめて運動→腰痛が増す→三日坊主

という方がみられます。

急に運動強度を上げると、筋肉や関節など(組織耐性不足)に負担掛け結果より痛みが増加することになります。

少ない運動でも、毎日続けることで持久力や筋肉もついてきますので、身体の状態に合わせながら長期的に行っていきましょう。

  1. 毎日10〜20分の有酸素運動:通勤や散歩で速歩きを行っていきましょう。行きと帰りで分割して負担を減らしながら行いましょう。
  2. 週2~3回の軽い筋トレ:スクワットやもも上げなどを行いましょう。食事の前やトイレ前後に行うことで、習慣化しやすく分散もできるのでオススメです。
  3. ながら運動:エレベーターを→階段1〜2フロアだけ歩く、歯磨きしながらスクワットなど “ながら”で運動を積み上げてきましょう。2週間ほどしたら慣れてくるので運動量を増やしてきましょう。

まとめ

以上腰痛にNGな習慣5つを紹介してきました。日々の習慣で腰痛を予防することができます。

しかし、身体のゆがみやぎっくり腰を毎年繰り返す、慢性的な腰痛が続く場合は自力での改善が難しいことも多く、専門的な施術を受けた方がいいことが多いです

当院では、PNF(固有受容性神経筋促通法)を用いて行うので、神経や脳に対してもアプローチを行っていくので、ただほぐすだけでなく「再発予防/動かしやすい体づくり」を目指します。

医療現場で培った経験を元に、痛めにくい身体の使い方も行いますので、

一時的なリラクゼーションではなく、根本の原因を改善するサポートを重視しています。

・腰痛の根本原因を改善したい

・一時的にだるさやコリは減るけど持続しない

・慢性的に腰痛がある

このような症状がある方は、当院にご相談ください。

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