- 「歩くと足がしびれて痛くなる」
- 「少し休むとまた歩けるけど、長い距離を歩けない」
- 「腰部脊柱管狭窄症と診断されたけど、運動していいの?」
- 「手術をしたほうがいいの?」
- 「病院の治療以外にできることはある?」
このようなお悩みはありませんか?
腰部脊柱管狭窄症は、特に中高年以降でみられることが多く、腰痛、足のしびれ、足の痛み、歩きにくさなどにつながることがあります。
代表的な症状の一つが、「歩いていると足の痛みやしびれが強くなり、少し休むとまた歩ける」という間欠性跛行(かんけつせいはこう)です。
しかし、歩くと足が痛くなる原因は脊柱管狭窄症だけではありません。
血管の病気などでも似た症状が出ることがあるため、「歩くと足が痛いから脊柱管狭窄症」と自己判断することはおすすめできません。
この記事では、13年間病院で理学療法士として勤務し、整形外科・脳血管・スポーツ・在宅など幅広い分野のリハビリに携わってきた理学療法士が、放置していると痛みやしびれが悪化していくことが多いです。今回は脊柱管狭窄症の症状や原因、治療法などを紹介していきます
脊柱管狭窄症とは?


脊柱管狭窄症(せきちゅうかんきょうさくしょう)とは、背骨の中にある脊柱管という神経の通り道が狭くなり、神経を圧迫してしまう病気です。
特に50代以降の方に多く見られ、「腰痛」や「足のしびれ」「歩きづらさ」などが起こります。
身体を曲げると楽になり、背中を反らすとしびれや痛みが出ることが特徴的です。
重要なのは、「脊柱管が狭くなっている=必ず症状がある」わけではないということです。
画像検査で脊柱管の狭窄が確認されても、症状の程度や出方には個人差があります。
そのため、MRIなどの画像だけではなく、
- 腰痛の有無
- 足の痛み
- 足のしびれ
- 感覚の変化
- 筋力
- 歩行能力
- 立っているときの症状
- 前かがみや反る動作での変化
などを総合的に評価することが大切です。
脊柱管狭窄症の主な症状は?
脊柱管狭窄症では次のような症状がよく見られます。


腰部脊柱管狭窄症では、次のような症状がみられることがあります。
主な症状
- 腰痛
- 腰の重だるさ
- お尻の痛み
- 太ももの痛み
- ふくらはぎの痛み
- 足のしびれ
- 足の感覚が鈍い
- 足に力が入りにくい
- 長く歩けない
- 立っていると症状が出る
- 歩くと症状が強くなる
- 少し休むと症状が軽くなる
特に特徴的なのが、
「歩いていると足が痛くなったりしびれたりするけれど、少し休むと再び歩ける」
という症状です。
これを間欠性跛行といいます。
歩くと足が痛い・しびれる間欠性跛行とは?


脊柱管狭窄症を理解するうえで重要なのが「間欠性跛行」です。
間欠性跛行とは、「歩いていると足の痛みやしびれなどが強くなって歩き続けることが難しくなるものの、休むことで再び歩けるようになる」という状態です。
例えば、
- 普通に歩き始める
- 徐々に足がしびれてくる
- さらに歩くと痛みが強くなる
- 立ち止まる・座る
- 症状が軽くなる
- また歩ける
という流れです。
これを繰り返すことで、
「以前は30分歩けたのに、今は5分しか歩けない」
「買い物に行っても途中で何度も休憩しなければならない」
といった生活上の問題につながることがあります。
特に「歩く時間が長くなると痛みが強くなるけど、少し休むとまた歩ける」という間欠性跛行が特徴で多くの患者さんに見られます。
特徴として、太ももやふくらはぎに痛みや痺れが強くなり歩けなくなります。
間欠性跛行も、神経性と血管性に分かれ鑑別が必要になってきます。
間欠性跛行の種類は?
「歩くと足が痛くなり、休むと楽になる」という症状には、主に神経性と血管性のものがあります。


神経性間欠性跛行
腰の神経が圧迫され歩行時に足の痛み・しびれが出る状態
主に腰部脊柱管狭窄症が原因で、歩行や起立時に腰から足にかけて痛みやしびれが生じ、少し休む(特に前かがみになる)と改善するのが特徴
血管性間欠性跛行
動脈硬化など血流の低下により歩行時に足の痛みやしびれが出る状態
主に閉塞性動脈硬化症など足の筋肉の酸素不足が原因でふくらはぎなどに痛み・しびれが起き、長い距離が歩けず、足先の冷えが特徴。立ち止まると改善するのが特徴
脊柱管狭窄症の種類は?
神経根型、馬尾型、混合型があり原因によって症状が異なります。


神経根型
腰椎で神経の根元(神経根)が圧迫され足の痛み,しびれ,感覚低下,足の筋力低下がみられます。片側の症状が多いです。
馬尾型
腰の神経束(馬尾)が圧迫され、しびれ・冷感・麻痺や排尿・排便障害を引き起こすタイプ。両側の足に症状が出ます。
混合型
神経の根本が圧迫される神経根型と、神経束が圧迫される馬尾型が両方ともあるタイプ。両足に痛み,しびれ,排尿排便障害を起こすタイプ。
脊柱管狭窄症の原因は?
脊柱管狭窄症の原因は主に以下のようなものがあります。


- 加齢による背骨の変形(椎間板や靱帯の厚みが増す)
- 腰への負担の蓄積(長年の姿勢や動作のクセ)
- 骨の変形やすべり症などの合併
- 肥満や体幹の筋力低下(背中が反り腰になり神経の通り道が狭くなる)
年齢を重ねることで自然に起こる変化もありますが、生活習慣や体の使い方によって進行が早まる場合もあります。
つまり、
「ある日突然、姿勢が悪かったから脊柱管狭窄症になった」
という単純なものではありません。
長い年月の中で生じる身体の変化が関係していることが多いため、年齢だけでなく、これまでの身体の使い方や生活環境なども含めて考える必要があります。
「反り腰だから脊柱管狭窄症になる」は本当?
インターネットでは、「反り腰だから脊柱管狭窄症になる」という説明を見かけることがあります。しかし、これは単純化しすぎた説明です。
腰部脊柱管狭窄症は、加齢に伴う椎間板や関節、靭帯などの変化が複合的に関係します。
姿勢や身体の使い方は症状に影響する可能性がありますが、「反り腰=脊柱管狭窄症の原因」と断定することはできません。
一方で、すでに症状がある方では、腰を反らす動作によって症状が強くなることがあります。そのため、「どの姿勢で症状が変化するのか」を確認することは重要です。
「歩かないほうがいい?」と悩んでいる方へ
脊柱管狭窄症では、「歩くと痛いから、できるだけ歩かないほうがいい」と考えてしまう方がいます。
しかし、症状を避けるために活動量が極端に低下すると、筋力や体力が落ち、さらに歩きにくくなる可能性があります。一方で、痛みやしびれを我慢して無理に歩き続ければよいわけでもありません。
重要なのは、「症状を確認しながら、できる範囲で活動量を維持する」ことです。
例えば、「10分歩くと症状が強くなる」
のであれば、症状が強くなる前に休憩するなど、自分の身体の状態に合わせて活動量を調整する方法があります。
具体的な運動量については、症状や神経所見によって異なるため、医師や理学療法士などに相談するとよいでしょう。
脊柱管狭窄症の一般的な治療法は?
脊柱管狭窄症の治療は、大きく「保存療法」と「手術療法」に分けられます。


保存療法(手術をしない方法)
- 薬による痛みのコントロール
- ブロック注射
- コルセットなどの装具療法
- リハビリ・運動療法
運動療法では、関節の動きや筋肉の柔軟性改善を行います。
また、姿勢など身体の状態を細く分析や整形外科的検査などを行いどこが問題なのか評価していきます。
手術療法
- 神経の圧迫を取り除くための手術(除圧術、固定術、内視鏡下手術など)
(※症状が強く、日常生活に支障がある場合に検討されます)
脊柱管狭窄症の方に多い身体の特徴
脊柱管狭窄症の方に多い身体の特徴として
- 股関節の硬さ
- 体幹のインナーマッスルの低下
- 腰に負担がかかる姿勢
- 身体の使い方が苦手
があり、結果腰に負担がかかる状態になっています。
股関節の硬さ


股関節にある前側の筋肉と(大腿四頭筋,腸腰筋)後ろ側(ハムストリングス)両方とも硬いです。
股関節の前にある筋肉が硬いことで骨盤が前傾反り腰になります。結果常に関節の隙間が狭くなります。
また、後ろの筋肉が硬いと前屈の時に股関節が動きにくいことで、腰に負担がかかり痛みなどに繋がりやすくなります。
自分が股関節が硬いかチェックしましょう。
体幹のインナーマッスルの低下
脊柱管狭窄症の方に多いのが筋肉のバランスの崩れがあります。


特にインナーマッスルの腹横筋と多裂筋の低下が臨床上多くみられます。
腹横筋は、コルセットのように体幹を安定させる作用と多裂筋は背骨一つずつの細かな微調節に関わります。
これらがうまく働かず、反り腰や大きな筋肉や同じ場所だけ(L4-5,L5-S1)で動かすので結果痛みなどにつながります。
腰に負担がかかる姿勢
骨格や生活習慣などで姿勢の崩れが起こります。


本来だと腰が生理的な弯曲(S字カーブ)がありますが、さまざまな原因で崩れ結果腰や首に負担がかかります。
簡単チェック方法として
- 肩幅に足を開き背中と踵を壁につける
- 壁と身体がついている箇所をチェック
- 背中が手のひら1つ入る
- 後頭部が壁についている
- 肩甲骨が壁についている
- かかとが壁についている
自分がどのタイプかタイプによって必要な運動が異なるので合わせて確認しましょう。
身体の使い方が苦手
柔軟性や筋力だけでなく身体の使い方も大切になります。


多いのが体幹と下肢の使い方が苦手なことが多いです。特に脊柱管狭窄症の方は後屈動作時に痛みやしびれを伴いやすいです。
後屈動作時に
- 股関節の前がつっぱる
- 膝が曲がる
- 背中のつまり感
- かかとが床から離れる
などの方は身体の使い方も苦手になっているので注意が必要です。
🍀カラダベース那珂川整体院での脊柱管狭窄症への施術
カラダベース那珂川整体院では、
理学療法士の視点から問題点を分析し施術を行ないます🍀
PNF(固有受容性神経筋促通法)という医療現場でも用いられる技術を取り入れ、筋肉や神経・脳に対してもアプローチを行っていくので、ただほぐすだけでなく神経と筋肉のつながりを回復させる施術を行っています。
また運動器認定理学療法士(日本理学療法士協会認定資格)整形外科の専門知識と技術を持つ理学療法士でより専門施術を受けれます
- 🩺医療現場で培った安心・安全施術
- 📝ご要望に合った完全オーダーメイド
- 🏃♂️姿勢や動作に使える筋肉になる施術
- 💧急性痛から慢性痛みまで対応
- 🏠正しい身体の使い方とケア指導
など再発予防/動かしやすい体づくりを目指し
“完全オーダーメイドの施術”
を提供します。
まとめ
以上脊柱管狭窄症について紹介していきました。
歩行障害や腰痛・しびれでお悩みの方は、専門家のサポートを受けることをおすすめします。
症状が軽いうちのケアが大切になることが多いですが、自己流で無理をすると逆効果になることもあります。
• 「手術は避けたい」
• 「薬に頼らず改善したい」
• 「歩ける距離を少しでも伸ばしたい」
薬や注射で改善が見られない脊柱管狭窄症でお悩みで、「根本から改善したい」という方は、カラダベース那珂川整体院まで一度ご相談ください。
【ご予約・お問い合わせについて】
カラダベース那珂川整体院では、
1日7名様限定の
【完全予約制】提供してます
当日予約可能ですが事前予約お勧めします。
【診療時間】
営業日:月〜土曜日(定休日:日祝日)
月〜金曜日9:00~19:30
(最終受付 19:30)
土曜日9:00~18:00
(最終受付18:00)


住所:福岡県那珂川市中原2丁目120博多南駅前ビル3階 博多南駅から徒歩1分
博多南駅前ビルにありますので那珂川市、春日市、福岡市南区の方も多数ご利用いただいています。
【ご予約方法】
24時間対応の簡単予約がオススメです。
施術中で連絡がお取りできない場合がありますが、折り返し連絡致します。
お名前、希望日時等をご連絡下さい。
- お電話でのご予約
TEL:080-5274-3651
(受付時間 8:00〜19:30)
「ホームページを見た」とお伝えいただくとスムーズです。
ショートメッセージでもご予約可能です。
- LINEでのご予約
下の「LINE予約」ボタンから友だち追加後、お名前・ご希望日時・症状をメッセージでお送りください。
参考文献・参考資料
- 日本整形外科学会・日本脊椎脊髄病学会.腰部脊柱管狭窄症診療ガイドライン2021 改訂第2版.南江堂.
- 日本整形外科学会診療ガイドライン委員会・腰部脊柱管狭窄症診療ガイドライン策定委員会.腰部脊柱管狭窄症診療ガイドライン2021.
- 日本理学療法学会連合.理学療法ガイドライン.背部機能障害・腰部疾患関連ガイドライン.
- Kreiner DS, et al. Degenerative Lumbar Spinal Stenosis: An Evidence-Based Clinical Guideline for the Diagnosis and Treatment of Degenerative Lumbar Spinal Stenosis. Spine J.
- Genevay S, Atlas SJ. Lumbar spinal stenosis. Best Practice & Research Clinical Rheumatology.
- North American Spine Society. Diagnosis and Treatment of Degenerative Lumbar Spinal Stenosis. Clinical Guidelines.





