「階段を降りると膝の外側が痛い…」
「立ち上がる時にお皿のところがズキッとする…」
「歩くと膝の内側が痛い…」
膝の痛みは、“痛む場所”や“痛み方”によって原因が異なることがあります。
実際同じ「膝痛」でも、筋肉・関節・姿勢・歩き方など、関係している部分は人それぞれです。
この記事では、理学療法士の視点から
「膝のどこが痛いのか?」
「どんな時に痛むのか?」
をもとに、考えられる原因をわかりやすく解説します。
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膝が痛くなる原因もさまざま?

「膝が痛い=年齢のせい」と思われがちですが、実際にはさまざまな原因が関係しています。特に多いのが、関節の軟骨がすり減る「変形性膝関節症」です。日本では40歳以上の約800万人が膝の痛みを抱えていると推定されており、加齢とともに増加すると報告されています。
膝の痛みは、単純に軟骨だけの問題ではありません。筋力低下、姿勢の崩れ、歩き方のクセ、体重増加、過去のケガ、柔軟性低下などが重なることで、膝へ負担が集中しやすくなります。特に太ももの筋力低下は膝の安定性を下げ、関節へのストレスを増やす原因になります。
また、痛む場所によって原因が異なることも特徴です。膝の内側は変形性膝関節症、前側は膝蓋骨周囲の負担、外側は歩き方や股関節の影響、裏側は筋肉や関節の硬さなどが関係するケースがあります。さらに、「立ち上がりで痛い」「階段だけ痛い」「歩き始めが痛い」など、痛みが出るタイミングも重要なヒントになります。
近年では、膝痛は“膝だけを見る”のではなく、全身の動きや生活習慣まで含めて考えることが重要だとされています。早めに原因を知り、適切な運動や身体の使い方を行うことで、将来的な悪化予防にもつながります。
膝の内側が痛いのはなぜ?

膝の内側の痛みは、中高年だけでなく、スポーツをする方や長時間歩く方にも多く見られる症状です。特に日本人は生活様式でO脚傾向の方が多く、90%以上が内側型と言われています。
主な原因としては、以下のような疾患や炎症が考えられます。
- 鵞足炎(がそくえん)
- 変形性膝関節症
- 膝離断性骨軟骨炎 など
よくある症状
- 歩き始めに痛い
- 階段の上り下りで痛む
- 膝を曲げると内側がズキッとする
- 内側を押すと痛い場所がある
- 曲げ伸ばしで引っかかる感じがする
- 腫れや熱感がある
内側が痛くなりやすい人の特徴
- O脚傾向
- 筋力低下(内側広筋,中臀筋/大臀筋)
- 太ももや股関節の硬さ
- 膝の伸展の可動制限(完全に伸びない)
- 運動不足
- 急な運動や使いすぎ
- 体重増加や肥満傾向
代表的な原因①「変形性膝関節症」
膝の内側の軟骨がすり減ることで、膝関節の変形が進美、関節の腫れや炎症によって内側に痛みがでます。
変形や炎症に伴い二次的に膝前面(大腿四頭筋)・膝裏(内側ハムストリングス)などが短縮、関節拘縮が進み、膝が曲げ伸ばしに制限や、歩き始めに痛みを感じたりするのが特徴です。
代表的な原因「鵞足炎」とは?
鵞足炎は、膝の内側にある筋肉の付着部が炎症を起こす状態です。ランニングや階段動作、繰り返しの曲げ伸ばしで発症しやすく、スポーツをしている方にも多く見られます。特に身体の硬さやフォームの崩れがあると、膝内側への負担が強くなります。
膝の内側の痛みは、「使いすぎだから大丈夫」と我慢されることも多いですが、しかし実際には、
- 股関節がうまく使えていない
- お尻の筋肉が弱い
- 足首が硬い
- 膝が内側に入る歩き方になっている
など、“動き方の問題”が隠れているケースも多くあります。
膝の外側が痛いのはなぜ?

膝の外側の痛みは、ランニングや長時間の歩行、階段動作などで起こりやすい症状です。特にスポーツをしている方に多く、「ランナー膝(腸脛靭帯炎)」と呼ばれる状態が代表的です。
膝の外側には「腸脛靭帯(ちょうけいじんたい)」という太ももの外側を通る組織があります。この部分が膝の曲げ伸ばしで骨と繰り返し擦れることで炎症が起こり、痛みにつながります。
よくある症状
- 膝の外側がズキズキ痛む
- 走っていると痛くなる
- 階段や下り坂で痛みが強い
- 曲げ伸ばしで違和感がある
- 運動後に外側がジンジンする
- 悪化すると歩くだけでも痛い
外側が痛くなりやすい人の特徴
- ランニングやスポーツをよく行う
- 急に運動量が増えた
- 股関節が硬い(伸展/内旋制限)外側が硬い
- 股関節周囲の筋力低下(中臀筋、大臀筋)
- O脚傾向
- 下り坂や硬い地面を走ることが多い
- クッション性の低いシューズを使っている
代表的な原因「ランナー膝(腸脛靭帯炎)」とは?
ランナー膝は、膝の外側にある腸脛靭帯が骨と擦れて炎症を起こす状態です。特にランニングやジャンプ動作、繰り返しの膝の曲げ伸ばしで発症しやすく、スポーツ障害として非常に多く見られます。
初期は「運動中だけ痛い」という程度ですが、悪化すると日常生活でも痛みが続くことがあります。フォームの崩れや股関節機能の低下、身体の硬さなども関係すると言われています。
膝の外側の痛みは、「筋肉痛かな?」と軽く考えられやすいですが、繰り返し負担がかかることで慢性化しやすい特徴があります。外側の痛みは、膝周囲の筋肉や靭帯への負担が関係することがあります。
特に、
- 太ももの外側ばかり使う
- 骨盤が不安定
- 足の接地バランスが崩れている
場合、膝の外側へストレスが集中しやすく、デスクワークや姿勢の崩れが影響している方も少なくありません。
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膝の前側が痛いのはなぜ?

膝の前側の痛みは、階段の上り下りや立ち上がり、しゃがむ動作で起こりやすい症状です。特にスポーツをしている方や、長時間座ることが多い方に多く見られます。若い世代から中高年まで幅広く起こるのが特徴です。
膝の前側には「膝蓋骨(お皿の骨)」や「膝蓋腱(しつがいけん)」などがあり、繰り返しの負担や筋力バランスの崩れによって痛みが出やすくなります。
よくある症状
- 階段の上り下りで痛い
- 立ち上がる時にズキッとする
- 長時間座った後に痛む
- しゃがむと前側が痛い
- 膝のお皿周辺が痛い
- 運動後にジンジンする
- 押すと痛い場所がある
前側が痛くなりやすい人の特徴
- ジャンプやダッシュが多いスポーツをしている
- 太ももの筋肉が硬い
- 股関節や足首が硬い
- 長時間の座り姿勢が多い
- 猫背や反り腰など姿勢の崩れがある
- 膝が内側に入る動きが多い
代表的な原因①「膝蓋大腿関節症(しつがいだいたいかんせつしょう)」
膝のお皿(膝蓋骨)と太ももの骨が擦れ合うことで痛みが出る状態です。特に階段やしゃがみ込みで負担が増えやすく、「膝のお皿の周りが痛い」と訴える方が多く見られます。
太ももの筋力低下や姿勢不良、膝のねじれ動作なども関係すると言われています。
代表的な原因②「ジャンパー膝(膝蓋腱炎)」
ジャンプやダッシュを繰り返すことで、膝のお皿の下にある腱に炎症が起こる状態です。バスケットボール、バレー、陸上競技などで多く見られます。
初期は運動時だけ痛みますが、悪化すると日常生活でも違和感が続くことがあります。
膝前面の痛みは、「年齢のせい」「筋肉痛」と思われやすいですが、身体の使い方や筋力バランスの崩れが関係していることも多くあります。
特に、
- 太ももの前ばかり使う
- 股関節が使えていない
- 猫背姿勢
- 反り腰
などがあると、膝前面への負担が増えやすく、女性や運動量が減った方にも多くみられる特徴です。
痛みを我慢して動き続けると、膝以外の腰や股関節にも負担が広がることがあるため、身体の使い方の見直しが大切です。
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膝裏が痛いのはなぜ?

膝の裏側の痛みは、歩行やしゃがみ込み、階段動作などで感じやすい症状です。違和感程度から、曲げ伸ばしがしにくい強い痛みまでさまざまです。
膝裏には筋肉・腱・神経・血管など多くの組織が集まっているため、原因も複数考えられます。特に中高年では「変形性膝関節症」に伴う腫れや水たまりや膝関節の可動制限(伸展制限)、若い方では筋肉や腱への負担によって起こることがあります。
よくある症状
- 膝を曲げると裏が痛い
- 正座やしゃがみ込みがつらい
- 歩くと膝裏が張る
- 突っ張る感じがある
- 膝を伸ばしきれない
- 膝裏が腫れている感じがする
- 長時間歩くとだるくなる
膝裏が痛くなりやすい人の特徴
- 長時間立ち仕事をしている
- 歩行量が多い
- 太もも裏(ハムストリングス)が硬い
- ふくらはぎが硬い
- 膝を伸ばし切って立つクセがある(過伸展)
- 膝裏が張る(膝窩筋の短縮)
代表的な原因①「ベーカー嚢腫(のうしゅ)」
膝の裏に関節液がたまり、袋状に膨らむ状態です。膝裏が腫れたり、張るような痛みを感じたりします。
特に変形性膝関節症や、繰り返し起こる膝に負担とストレスによって膝の炎症が起き関節液が増加するためと言われています。
歩容では、膝の衝撃が吸収できていない方や関節が緩い方が臨床上痛む方が多いです。
代表的な原因②「筋肉や腱の緊張」
膝裏にはハムストリングスや腓腹筋(ふくらはぎの筋肉)などが付着しています。歩きすぎや運動のしすぎ、身体の硬さによって筋肉が引っ張られ、膝裏に痛みが出ることがあります。
特に股関節や足首の動きが悪いと、膝裏への負担が強くなりやすいです。
また、痛みや腫れが続く場合、曲げ伸ばしがしにくい場合は、しびれにつながることもあるので早めに状態を確認し、身体全体のバランスや動き方を見直すことが大切です。
痛み方によって原因も様々?

痛み方によっても原因は変わり、状態に合わせた対応が必要になります。
動くと痛い(運動時痛)
歩行や階段などで痛む場合は、身体の使い方や負担の蓄積が関係していることがあります。
じっとしていても痛い(安静時痛)
炎症や過敏性が高くなっているケースもあります。
無理に動かしすぎず、状態に合わせた対応が重要です。
夜に痛む(夜間時痛)
疲労や炎症だけでなく、身体の緊張や血流の影響を受けている場合もあります。
膝痛でこんなお悩みありませんか?
- 歩くのが不安になってきた
- 階段が怖い
- 趣味を続けられるか心配
- このまま悪化しないか不安
- 旅行や買い物をもっと楽に行きたい
膝の痛みは、放置すると活動量が減り、
- 筋力低下
- 姿勢の崩れ
- 体力低下
につながることもあります。だからこそ、「まだ大丈夫」と我慢しすぎないことが大切です。
カラダベース那珂川整体院の膝関節痛の施術
膝の痛みは、
- 股関節
- 足首
- 姿勢
- 歩き方
- 筋肉の使い方
など、全身のバランスが関係していることが多いためです。
例えば、
- 階段で膝が痛い方
- 歩くと内側が痛い方
- 立ち上がりでズキッとする方
でも、実際には、
「股関節が使えていない」
「太ももばかり頑張っている」
「足首が硬く膝に負担が集中している」
ケースも少なくありません。
そのため当院では、理学療法士の視点から動作の分析と膝に痛みが出ている問題点を分析し施術を行ないます🍀
① 原因分析
姿勢・歩行・関節の動き・筋肉の使い方を確認し、「どこに負担が集中しているのか」を細かく評価します。
原因を分析することで施術を行う際に、最初にアプローチを行う箇所や痛みの種類、時期に合わせ痛みや動きを改善するためには重要になります。痛みによっては膝を触りすぎない方がいいこともあるので、見極めながら行なっていきます。
② 膝だけでなく全身を調整
膝だけでなく、
- 骨盤
- 股関節
- 足首
- 体幹
まで含めて施術を行っていきます。歩行や立ち上がり、階段など行う際に必要な身体の動きや筋肉同士の力加減や身体の協調的な動きが重要になってきます。
膝関節は中間関節であり周りの関節の動きが影響していくので骨格や身体の使い方も含めて施術を行い、“膝に負担がかかりにくい身体”を目指します。
③ 身体が動きを覚えるサポート
当院では、その場だけ楽になる施術ではなく、「身体が正しい動きを学習すること」を大切にしています。身体は長年のクセを繰り返すことで、負担のかかりやすい動きを覚えてしまいます。
そのため、一時的に身体が楽になるのではなく、
- 正しい筋肉の使い方
- 歩き方
- 立ち方
- バランスの取り方
を身体に再学習させることで、歩きや階段など動作の時に必要な身体の使い方やフォームの施術を行なっていくので、再発しにくい身体づくりを目指します。
まとめ
膝関節の痛みの原因は膝単体の問題だけでなく、隣接する骨盤帯・股関節や足関節の状態も合わせて原因分析する必要があります。また、歩行や立ち上がりなど身体の使い方も合わせて行うことで負担をかけている動作を改善することを目標とします。
また運動器認定理学療法士(日本理学療法士協会認定資格)整形外科の専門知識と技術を持つ理学療法士でより専門施術を受けれます
- 🩺医療現場で培った安心・安全施術
- 📝ご要望に合った完全オーダーメイド
- 🏃♂️姿勢や動作に使える筋肉になる施術
- 💧急性痛から慢性痛みまで対応
- 🏠正しい身体の使い方とケア指導
など「再発予防/動かしやすい体づくり」も目指して行っていきます。
「もうこのままの身体かな…」と不安や薬や注射で改善がみられず、根本から改善したいという方は、一度ご相談ください。
【ご予約・お問い合わせについて】
カラダベース那珂川整体院では、
1日7名様限定の
【完全予約制】で提供してます
当日予約可能ですが事前予約をお勧めします
【診療時間】
- 営業日:月〜土曜日(定休日:日祝日)
- 月〜金曜日9:00~19:30
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